2008年10月01日

カリフォルニア(ベイエリア)の通勤ラッシュ

本業は学生ですが、今学期は、学期中もパートタイムで働いている(インターンのようなもの)ので、週に3回朝9時にバークレーから近郊の市にあるオフィスに通勤しています。アメリカ、カリフォルニアというと、通勤=車というイメージかと思いますが、公共交通機関大好きの私は(公共交通機関で会社に行くことはGreen(地球に優しいの意味)で素晴らしいそうです、ただ私は車を運転するのが好きじゃないだけなんですが)、BART(バート)と呼ばれるサンフランシスコとその近郊都市を結ぶ地下鉄で、通勤しています。

私の知る限りでは、バートは治安はいいし、時間は正確だし、比較的安いし、総じて問題はないのですが、郊外からサンフランシスコに通勤する人は結構多く、その中には車で通勤しない人も当然多くいるので、(日本と比べたら当然段違いにたいしたことは無いのですが)ラッシュたるものがあります。


そこでの心の叫びを

1. 中につめてくれー!


ドアの間際に固まるのが大好き。中がらがらなのに、なぜかブロックされてて車両の真ん中に入れないこと多数。


2. 携帯電話で大声でしゃべらないでくれー!


こっちでは普通。トンネルに入ると切れるため、地上に上がるとあちこちで大声でしゃべる人がいる。静かな日本の電車になれてしまってるんだなあと。文化の違いというやつですね。あと着信音の音量もアメリカサイズ。

そして極めつけは、


3. ラッシュの時間帯に、自転車を持って乗ってこないでくれー!


狭いんだから、もう。
自転車で5人くらい分のスペースとるのです・・・。地下鉄に自転車を持ってのるのは普通で便利でいいとおもうけど、ラッシュはさすがにやめてほしいなって思うこともあります。一度ひとつの駅でひとつのドアから2台(もちろん他にものる人がいる)乗ってこようとしたことがありました。 混んでますから無理です。




まあ、そうはいっても、のれないとか、押さないといけないとか、あのそういったこともないし、まあいいかと思ったりしているわけですが。
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2008年09月18日

デンマーク語 Why Danish?

大変ごぶさたになってしまいました。色々金融危機とかありますが、まあ、ぼちぼち元気に日々を過ごしています。

それにしても今学期は忙しくさせてもらっています。

今学期とっている授業は
Service Strategy (3単位)
Health Care Finance (2単位)
Global Health Care Economics (3単位)
Epidemiology (3単位)
Health Care Breadth Course (3単位)
Independent Study- Quality of Care (1単位)

Beginning Danish (4単位)

と、19単位。今までで一番多く、予習復習をしながら、今学期はPart-timeで働いているので、とても忙しいです。サッカーとスカッシュもしていて継続したいのですが、さすがに時間がなく、何を減らすかを考えているところです。することが多いのは、いいことですが、まわらなくなるとそれはそれでもったいないなあと。


今学期は殆どの授業が、School of Public Healthの授業なので、あまりMBAの人にあわず、また違う学校に来ている感じです。


最後に記した、Beginning Danish、これは読んでの通りデンマーク語です。なぜ、デンマーク語なのか、って思うかもしれません。もちろん語学をとらないといけないとかいう制約は、うちの学校は全くないですし、完全に自分の意思なのですが・・・


1)北欧(とりわけデンマーク)のヘルスケアシステム(正直、その他デザインとかもであるが)に興味があり、文化的な背景などを知ったりすることは重要だと考えた。
2)コミュニケーションをする上で最低限の語学を知っていることは、人と仲良くなったりする上で、大きなプラスになる。
3)日本でデンマーク語はなかなか習えないだろう。大きい総合大学だから可能。
4)アメリカで語学をどう教えているかに興味があった。
5)スケジュールにぴったりあった。

こんな感じなのですが、(デンマーク語をとっているというとWhy Danish?とほぼ100%聞かれるので、答えがいつの間にか、だんだん練られてきてしまった。)
話をしていると、なかなか多くのアメリカ人(特に人生の多くをアメリカで過ごしてきた人)には1)や2)は分かってもらいにくいようです。人によっては理解しがたいところなんだなあと思います。「どうせ彼らは英語をしゃべるじゃないか」というのが彼らのよくあるポイントで、デンマーク人は確かに上手な英語をしゃべり、書くのですが。

私の考えではありますが、言葉には記号以上のものがあって、表現の仕方などに歴史、文化的背景があって、そういったことを知ることは相互理解のうえでは重要かなあと。

コミュニケーションの仕方にしろ、読み物とかも日本語と英語では意味合いや感じ方が違うということ、さらに、日本にきた外国人が片言でも日本語をしゃべれば、とてもサポートしたくなることから考えると、マイノリティラングエッジであるが、文化や歴史の積み重ねである言語(私の場合はデンマーク語)を学び、それを使って相互理解をする機会があることは(もし将来あれば)とてもいいんじゃないかなあと。

もちろんこれは、日本に自分が育ったから思うことなのであり、もし、これだけ移民の多いアメリカ(特に西海岸はこれぞ人種のるつぼという感じですから)に育っていれば、言語は伝える記号なんだろうなと思います。もちろん、記号としてみることには、多くの人と共通の記号でコミュニケーションできるという魅力があるのですが、マイノリティラングエッジにはマイノリティラングエッジにしかない魅力があるんじゃないかなあと思います。

先生もとてもいい人ですし、半年ないし1年勉強できる機会があるので、記号以上の何かを感じ取ってきたいとおもっています。














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2008年08月26日

一年間をふりかえって

ごぶさたしておりました。

こちらに再渡米後、昨日(金曜日まで)ベイエリアにあるヘルスシステム(医療機関のチェーンみたいなものとでも言えばいいのでしょうか)でフルタイムのインターンをしてました。学校が始まってもパートタイムで続けるのですが。インターンについては、また考えたことをまとめて、別の機会にでも。

早いものであさっての水曜日から、秋学期がはじまります。この一年は、あっという間でした。今までの一年一年もあっという間だったように思うのですが、今年はなんとなく違ったタイプのあっという間だった気がします。

こちらで勉強をすることの価値について、いろいろな考え方があると思いますが、私は何にも代えがたい有意義さを実感したと勝手に思っています。うまく表現できているかは全く分からないですが、私がこの1年間を経て、感じた一番のことは、ひとつのものを見たり、ある経験をしたときに、感じ取るものや情報が多く、そして深くなっているということではないかということです。

同じ環境で生活をしたり、仕事をしたりしていると、どんな社会であれ、知らないうちにその社会特有のルールを前提として受け入れてしまいます。その思考の枠のなかで、専門性を深めることはあっても、やっぱりその中でよしとされる思考パターンであったり、組織や社会の枠組みの中での言語で物をみることになるのではないかなあと、思ったりするわけです。

単純に知らなかったことがたくさんあるのはもちろんのこと、違う国で違う「ものの道理」があることに加え、バークレーや今のインターン先には、世界中からの色々なバックグラウンドの人がいて、過去に自分がしていないような色々な経験をしていて、色々な価値観をもっていて、色々将来やりたいことをもっていて、その目標についてよく考えていて・・・。自分が持っているものをいったんおいて、そういう人を知って、話して、そして一緒に勉強や仕事をしていくなかで、あるもの(何でもいいですが)を見たり聞いたりしたときに、今までなら、Aとしか感じなかったものが、Bもありえるなあと思ったり、実はCという意味合いなんだろうなあとかなどと感じ方が変わっていく。で、今までに考え付かなかったDがひらめいたとか。

そういった感じで(うまく伝えられているか分かりませんが)、同じみたもの、きいたことから、得られる情報量やその質が少しでも多く、よくなっているんじゃないかなあと。もしかしたら錯覚かもしれませんが。仮に錯覚だとしても、そういったものはお金ではかえないし、トレーニングでも得られないんじゃないかなあと思ったりしているわけです。

私は、あるひとつの出来事、事象、ときには発言や動作からどんなことを感じ取るかであったり、それらを解釈するためにどんな情報をもっているか(蓄積としても継続的にも)が意思決定や選択の質にとても大きく左右すると信じています。そういった意味で、とても重要な1年だったと思います。

この学びを自分が将来こころざしている、ヘルスケア分野での仕事にもいかしていきたいと思っています。ヘルスケアの専門の知識などについては、授業、インターンなどで座学、実学ともに勉強させてもらっていますが、結局そこから何を感じとるか、それを将来にどういかしていくかが重要なわけで、学んだ後、その学びを活かせるような人になっていければと思っています。


昔からの友達や大学や仕事での仲間の中には、この1年間、遠く離れたところにいるにもかかわらずに、メールや電話などで結構な頻度で近況とかを教えてくれたり、カリフォルニアを訪れてくれたりしてくれた人が思った以上に多くいてくれて、とても嬉しく思いました。メールをくれたり、話をしたりすると、当然みんな、いろいろ考えながら、頑張ってたりするわけで、そんなことあったよなあとか、自分も頑張らないとなあとか、とてもいいエネルギーになり、頑張れると同時に、幸せな気分になります。仲良くしてくださっているみなさん、いつもありがとうございます。そして今年もぜひ是非仲良くしてください。


一年前は、慣れないことも多く、私個人としても、家族としても、勝手を掴んでいくのに、時間を多くとられてきた気がします。
今年は、だいぶ勝手やここでのルールが分かっての一年。多かった学びをますます深く、広くしていければなあと思うのです。そして、もっと自分色を出していければと。ぼーっと過ごしても、ぎゅっと過ごしても1年。時間もお金もかけてきているわけですし、夢もあるわけです。多くのものを感じ取っていける1年をすごせればと思っています。
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2008年08月07日

メジャーリーグサッカー Major League Soccer (MLS)

ひさびさになってしまいました。
バークレーのある北カリフォルニア沿岸部は、猛暑と全く縁の無い涼しい日々です。こちらでのインターンもだいぶ軌道にのってきました。

先週の日曜日、アメリカのプロスポーツを見てきました。タイトルにもあるように、サッカーです。アメリカの数あるプロスポーツで、なぜサッカーかよ!って思うかもしれませんが。

自分も、まさかアメリカでサッカーを見るとは思わなかったですが、まあ一番見ていて好きなスポーツだし、サッカーがメジャーなスポーツではないにもかかわらず、なぜかワールドカップとかでいつもいいとこまでいくアメリカだし。その前の週に、たまたまスペイン語でやっているチャンネルでみたMLSのオールスターの試合が結構面白かったなど、いろいろあり、見に行こうと思い立ちました。そして、せっかく、MLS見に行くのであれば、どうせベッカムがいる試合を見ようとオークランドでやった、San Jose Earthquakes(名前どうかと思う) と LA Galaxy(ベッカムがいるチーム)の試合を妻と見てきました。

サンノゼは最下位で、LAは上位かつ、LAには、ベッカムだけでなく、ドノバン(アメリカを代表する選手の一人)とか何人か有名な選手がおり、サンノゼはさくっとやられてしまうのかなという感じで思ってました。

気づいたことを。
1)サッカーの試合なのにサッカー場のないオークランドで??? オークランドにはしっかり試合ができて、多数の客を収容できるサッカー場は(私が知っている限り)ないです。どうするかというと、オークランドアスレチックスの本拠地の野球場を、その日だけサッカー場にして試合をするわけです。内野とか、明らかに芝の長さが違うように見えて、これには、軽く引きましたが、そんなものなのでしょう。サンノゼでの試合はさすがにサッカー場でやってるみたいですが。オークランドの球場はグラウンドと観客席がとても近く、サッカー場で見てるかのようだったのはよかったです。

2)(カリフォルニアだけかもだけど)意外にサッカーファンが多い。たまたま、熱いファンの人が周囲にいたからかもしれないけど。手拍子とか歌ったりしてて、なんか、ちょっとイメージとちがう。(家族で暇つぶしに、ナチョスとか食べながら見に来るような客が多いと思ってた)

3)攻撃は展開が早いところもあり、かなりうまさを感じた。ベッカムやドノバンのプレーもよかった(いいアシストとゴールがあった)けど、サンノゼの両サイドの選手(アイルランド人とイギリス)もかなりいいあがり、センタリングをしていた。

4)この試合に限ってかもしれないけど、守備は若干粗い(ラフプレーという意味ではなく)感じ、そこでフリー???なと思う局面多数。「おーい!!!」と思うところ、とても多かった。

5)ベッカムのコーナーキックは、サンノゼファンも含めて周囲がみんな立ち上がるのでコーナーから遠いと全く見えない。

6)観客は30,000人弱いたとおもうけど、格好が面白かった。半分近くのお客さんがユニフォームを着ていたけど、そのうち、サンノゼのユニフォームの客4割、LAのベッカムのユニフォーム4割、レアルやマンチェスターUのベッカムのユニフォーム15%、のこりは、なぜかマラドーナ(5人はみた)、ジダン、アンリ、などなど、とりあえず家にあるユニフォームを持ってきたという感じ。なぜか中田英のユニフォームも一人いた。個性の国アメリカならでは。確かにサンノゼのユニフォームは青なので、色は一緒だけど、ヤンキースの試合に阪神のユニフォーム着るみたいで微妙。

試合は、予想に反して?終了間際のゴールで、サンノゼが3−2でLAを下し、僕たちのまわりのサンノゼファンは狂ったように盛り上がってました。僕らはサンノゼを応援しに来たわけではなかったですが、まあ楽しそうでこっちも盛り上がりました。

ゲームもそうですが、何よりなんともいえない、アメリカっぽくなくてアメリカっぽい、そしてサッカー特有の雰囲気に大満足でした。楽しかったです。また行くと思います。
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2008年07月25日

Social Sector Solution

バークレーは、Non-Profit Managementにとても力を入れている学校であり、とてもそういった分野には、面白い授業があります。(いい授業があるからか、そういった分野に興味をもつ生徒が多いです。Non-Profitに興味が全く無い人でも、違う視点でビジネスやマネジメントを考えているクラスメートと話せば絶対面白いと思います!)。今日は、その授業のひとつで、春学期にとったSocial Sector Solution (S-cubedと呼んだりもしています) についてポストしてみようとおもいます。

この授業は、Non-Profitの機関(たとえば、教育機関、公園や自然関連、美術館そして、非営利の医療機関など)にたいして生徒の5人のグループがコンサルティングファームの(今年はマッキンゼーでした)のコーチとともに3−4ヶ月にわたってコンサルティングをするというものです。結構な人気コースで、なぜこの授業を取りたいかやどういうバックグラウンドか等、エッセイを書いてのセレクションもあります(IBDと呼ばれる、バークレー特有の夏休みにクラスメートと海外にいってコンサルティングするクラスも同じようなプロセスです)。Nora SilverというNon Profitで長くマネジメントをしていた著名な講師がBerkeley Haasにはいて、その人が、コーディネートしているクラスです。

私達MBA/MPHの学生は、もちろん医療機関。私達のグループは、サンフランシスコの比較的治安がよくない&裕福ではないエリアにあって、そういった地域に住む人たちにいい医療を提供することをミッションにしているAという医療機関で、持続的にどのようにビジネスをしていくか(おおまかにかくと)というテーマのもとコンサルティングをしました。

インタビューをしてデータを分析して、パワーポイントをつくってプレゼンテーションして、クライアントと話をして、という一連の流れは、コンサルティング会社での勤務経験がある私にとっては、必ずしもとても真新しいというものではなかったですが、それを異国で、母国語以外で、しかも自分が「本でよんでも話にきいてもわからず、実際に目で見て耳で聞き、心で感じないと分からない環境」に行って仕事ができたことが素晴らしい経験だったと思います。

とくに、実際にそのエリアを訪れて、そのエリアで、よりよい医療を提供しようという志をもった熱いお医者さんたちと話をして、そして、サービスを行っているサイトを見学して、という部分がなによりよかったです。僕らがしらないところで、こんなふうにして社会をよくしようと、活躍されている人がいるのか。と心を打たれ、そしてどういった苦労をしてられるのかということについて深く考える機会にもなりました。

さらに、こういったテーマについて、そしてアメリカのヘルスケア事情をよく知っているクラスメートと一緒にプロジェクトに携わるというのは、自分の見聞を大きく広げてくれました。彼らの常識が私にとっては「へー」と思うこと、とても多くありました。たとえば、日本では、寄付の集め方なんて、考えたことなかったですもの。

座学ではなく、実践型授業。そして、言語、こちらの医療制度の理解などなどをプロフェッショナルとしてのレベルに仕上げるのには、時間もかかり大変でしたが、その分とても学ぶことがありました。最終のプレゼンテーションの時に、一緒に仕事をしたクライアントのカウンターパートの人と握手したときに、(当然反省することは多くありつつも)、一生懸命やってよかったと思いました。そして、バークレーにこういったユニークなクラスがあったこと、そういったクラスをとることができたことにとても感謝をしたのでした。

バークレーでおすすめの授業のひとつだと思います。
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2008年07月22日

California Highway 1 (Shoreline Highway)

レッドウッドの森から、バークレーまで帰る方法は大きく2種類あります。1種類は、US Highway 101と呼ばれる、ポートランドからサンフランシスコまでばしっとほぼ直線で結んだ内陸部を行く高速と、もうひとつが、California Highway 1(通称、Shoreline Highway)と呼ばれるハイウエイがあります。こっちのハイウエイは、いわゆるインターチェンジがあるいわゆるイメージどおりの高速と、普通に「街道」みたいなものがあり、(いずれにせよただなので)、このHighway 1は後者にあたります。なので、普通に、右左にレストランがあったり、海が見えるパーキングゾーンがあったり、という感じでだらだらいく感じなのですが。こちらは海岸沿いを湾にそっていくので、とても大回りになります。(ちなみにこの1号線は、南はLAの方まで伸びています)

今回は、時間もあるので、このHighway 1という道を通ってサンフランシスコまで帰ってきました。途中Mendocino(メンドチーノ?メンドシーノ?)とよばれる小さな街に一泊して、帰宅しました。

こんな感じの道が「ハイウエイ」というのが面白いです。

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海岸線はきれいです。

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途中灯台もありました。

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メンドシーノは「何でもアリフォルニア」と若干ふざけた、カリフォルニア観光局のウエブサイトでみて、寄ることにした街です。たしかに雰囲気はいいです。こんな感じの建物のつくりです。7月はミュージックフェスタをやっていて、とてもいいピアノを聴けました。

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でも、私は、途中通ったThe Sea Ranch(シーランチ)というところの方がより好きかもって思いました。街一体(結構だだっ広い)こんな感じのレッドウッドでの建築物で覆われていて、かなり独特の雰囲気があります。私は統一感があって、しかも海とマッチしていて好きです。この木のつくりでのLodgeやレストランもあり、とても、雰囲気がよさそうでした。建築物や街が好きな私ですが、今のところアメリカの中ではかなり上位に位置する気に入り度だと思います。(帰宅して、この街のできた成り立ちのバックグラウンドを知りますます好きになりました)

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こんな1週間弱の旅もあっという間に終わってしまい、現実の世界に戻ってきてしまいました。バークレーでの日々も悪くは無いですが、自然でのひとときはとても、大きく、言葉では表現できないような特別なもの、アメリカの魅力を感じました。また行きたいと思うルートでした。
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2008年07月20日

Redwood National Park レッドウッド国立公園

レッドウッド国立公園は、カリフォルニアのかなり最北端、オレゴンとの境目に近いところにあります。サンフランシスコからだったら、車で6時間くらいはかかるかなというところにあります。

樹齢数千年のレッドウッドいう木に覆われた森であります。世界遺産だけあって、迫力があります。日本でいうと屋久島になんとなく近いものを感じます。比較的平地が多いところ、日の入り方、木々や葉っぱの水分の含み方など、違いはありますが、どちらも違った意味で圧巻だと思いました。森の中を歩いても車で通ってもそれぞれ、スケールの大きさを感じることができます。

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写真では壮大さは十分伝えられないですが、見て感じるもの、「言葉や写真にできない」訴えかけてくるものがとても強かったです。実際ビックリするくらい深い森で存在感あるんです。日々のこまごましたこと(でもつい気になってしまうこと)がどうでもよく、小さく感じられるような、そんな時間をすごすことができました。
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2008年07月18日

クレーターレーク Crater Lake

2日目は、クレーターレークにいったわけです。クレーターレークは、オレゴン州の南にあり、確かおよそ7千年くらい前の大噴火で山が沈下し、そこに超巨大なカルデラができた、そして、その深いカルデラに水がたまり、湖ができた、、、そんな感じです。

これは、私にとって、今までの自然物を見た中で、一番の感動だったといってもいいと思います。とにかく、水が深く青い。息をのむとはこのことだとおもいました。

こんな道を抜けていくと

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急遽、湖が

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とてもよかったです。また何十年かして、きてもいいというくらい。日本にいた頃は、ヨセミテ、グランドキャニオン、デスバレーくらいしか知らなかったのですが、こんなところもあるのかと。アメリカの自然の大きさに改めて感動した次第なのでした。
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2008年07月17日

ラッセン火山国立公園 Lassen Volcanic National Park

本来ならば、先週の月曜日から、インターンを開始するはずだったのですが、ソーシャルセキュリティの手続きやなんだかんだで、若干てまどり、1週間ほど休みができました。

せっかくのお休みなので、その休みをいかして、旅行にでも!ということで、北カリフォルニア、オレゴンの国立公園めぐりをしてきました。

アメリカには、50以上のナショナルパークがあり、それぞれが独特の特徴を持っています。そして、スケールが壮大。どこにいっても、すごいの一言という感じです。以前ヨセミテにいったときも、びっくりしたのですが、今回も相当あぜんとしました。

アメリカといえば、群を抜いているのは、やはり、「街」や「リゾート」ではなく、「国立公園」「自然」だなあと、痛感。そして、サンフランシスコベイエリアはこういった公園群にアクセスがよくとてもよかったなあと思った次第です。

今回は、Lassen Volcanic National Park-> Crater Lake National Park-> Redwood National Parkとまわり、多少の寄り道をしながら帰ってきました。

最初のラッセン火山国立公園(Lassen Volcanic National Park)ですが、バークレーから大体5時間くらい北に行ったところにあります。途中、最寄の道が山火事で通行止めになっていたこともあり(相当色んなところで細かく山火事が起きていて、避難とかしてらっしゃる方もいらっしゃいます)、減りでの消火現場を今回2−3度みました。迂回していったので、ついた頃にはへとへとという感じではありましたが。

名前のとおり、火山なわけで、1915年に火山が噴火したあとに、
平静を保っているみたいですが、活火山であるそうです。

入り口です。

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入って少し行ったところにあるエメラルドレイク。名前の通り、とてもきれいな水の色です。特に実物は。

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そして、バンパスヘルと呼ばれる、硫黄地帯とでもよべるような、地熱で湯が沸きあがる(日本の温泉みたいな?)広大なエリアを1時間ばかり散策しました。なんともいえない景色。みてのとおりです。

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初日は、こんな感じで、次の目的地クレーターレーク(Crater Lake)に向かうのですが、これがびっくりでした・・・また、次にでも。

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2008年07月14日

Berkeleyってどんなとこ?(3)治安

今日はバークレーやその近郊における治安について、ポストしたいと思います。治安関係の質問はよく受ける質問でもあるので。他のアメリカの都市に住んだことがないので、主観的になるかもしれません・・・。うそをついてもしょうがないですし、自分の思うことを簡単に。

まず、第一に、都市の中でのエリアを理解することはとても重要だと思います。サンフランシスコにしてもバークレーにしても、あまり治安のよくないところもあれば、ものすごく治安のいいところもあります。うちの周りとかは、ありがたいことにむしろ日本より治安がいいと私は思いますが、バークレー市内でも学校の南側の一部、西側の一部は明らかに治安がよくないと思います。一般的に治安がよくないといわれるオークランドの中にも一部治安がいい地域があるので、結局、どの市にすんでいるかということよりも、どの市のどのエリアに住んでいるか、住もうとするかの方が重要な気がします。(なので、家探しのときは、近隣エリアの理解が重要だと思います。)通り一本で雰囲気が変わるというのはよくあることだと実感しています。

第二に、サンフランシスコは別として、それ以外の都市では夜に人が歩くことを前提に街ができていない気がします。日本のなかでも私が住んだことのある、神戸、阪神間、東京、埼玉について言えば、街灯の数も圧倒的に多かったですし、夜普通に歩いている人が多かったので、1時であれ2時であれ、一人で歩くことももちろん全く問題を感じなかったですが、こちらでは、夜は基本、車(カープールとか迎えに来てもらうとか)と自分では思っています。同級生で大学の近くに住んでいる人は歩いたり、自転車だったりしますが、私は夜一人で歩くのは、家の近所とかをのぞいては、あまりいい気分はしないなと時折思います。そこら辺の感覚は人それぞれかもしれませんが。

結局、ある程度自分でリスクを理解して、責任を持って行動をすることが大切かなと思います。私は、1年間学生をして、飲み会にもそれなりにいったり、夜の授業をとったりして、結局怖い目をしたこと、もしくはそれに近いことが一度もなかったので、そういったものかもしれませんが、だれがなんと言っても、やっぱりアメリカなわけで、安全に気を配る心がけは重要なんだろうと思います。

posted by は at 16:54| サンフランシスコ ☀| Comment(0) | バークレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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