1)MBA/MPHは少人数です(一学年10−15人、うち今年の留学生は私をいれて2人)、そしていいコミュニティーだと思います。各メンバーのことをとてもよく知ることができるし、しかもとても仲良くなれると思います。いろいろなヘルスケア関連(バイオ、ヘルスケア関連のコンサルティング、製薬、医療機器、病院、保険機関、お医者さんがいる年もあります。)のバックグラウンドの人がいて話をしているだけでヘルスケアの世界が広くみえます。ヘルスケアと一口にいっても、いろいろな立場での人がここにはいるので、いろいろな見方があるんだなーと勉強になります。MBA/MPHコミュニティーについていうと、1年生は2年生、3年生(MBA/MPHは2年半なので、最後の秋の学生)をMentorにあててもらえるので、困ったこととか何でもきけたりという小さいコミュニティならではのよさがあります。月一回のMBA/MPHプログラムディレクターもいれたランチミーティング、BBQとかのイベント、それにヘルスケアカンファレンスを一緒にやったりもするので、3学年の殆どの人と仲良くなれます。
2)面白い授業が多いと思います。たとえば、Social Sector SolutionというNon-Profit Healthcare Organizationにコンサルティング会社と共同で学生のチームがコンサルティングをするクラスとかが必修になっていて非常にやりがいがあり、面白いです。また、MBA/MPHのExec. Directorでもある、Kristi RaubeのIntroduction of Healthcare Systemはアメリカの医療制度、保険制度、製薬業界、医療政策など、ヘルスケア業界全体を俯瞰した、とてもよくできた授業です。Kristiによる講義やケースに加えて、School of Public
Healthの先生や、いくつかの企業の方による講義、そして授業の最後に、ヘルスケアカンパニーか医療機関を選んで、組織の内部環境、外部環境の分析など、フィールドワークをします。この授業を1年秋学期にとることで、(一番きつい時期にMBAの必修に加えてとるので、しんどかったですが)日本のヘルスケアシステムとアメリカ双方の違いなどを理解するきっかけができてきたかなと思います。
他にもいくつか特徴があるのですが、それはまた次回にでも。
まだ来て1年も経ってないですが、私はここへきて、しかも普通のMBAでなくこのプログラムにしてよかったかなあと思っています。MBAは2年で終わってお金がかかる額も少ないし、学べることももちろん多くあるとおもうんですが、自分がしたいことに近いのはこのプログラムだし、思ったよりコミュニティの仲間がよくて、ああここへきてよかったなーと思うことがまあまああります。せっかくこういう機会があるので、吸収できるものを多くしてかえってきたいと思います。
health economics masterで検索したところ、1番に出てきました。
大変興味深く、ブログを読ませていただいています。
私は現在のところ、medical device companyの臨床開発で働いていますが、いつか医療コンサルで働きたいということと、そのためにMBA-health care managementに進みたいと思っています。
特に学校の内容については、まさに勉強したい分野だと思っています。
ブログのupdateを楽しみにしています。
junko
コメントありがとうございます。
Health care managementに興味がある方にご覧いただくことができて、とてもうれしく思っています。これからも、学校のプログラムのことなどもっとアップしていきたいと思います。もし、こういったことをよりもっと知りたい、などありましたら、遠慮なくおしえていただければと思います。
将来のhealth care managementへの道や医療コンサルタントへの道が実現するといいですね。