授業が終わったことで、引越しの準備等はありつつも、だいぶまとまった時間が取れるようになってきました。当然、残りのバークレーでの日々は短いから、ここにもう一度いきたいとか、あそこでもう一度ご飯を食べようとか、そういうことを話をしたり、この人にもう一度会っておこうとか、そういったことで時間の多くは過ぎ去ってしまうのですが、それと同時に、この時期になってできるようになったことがあります。
それは、「ノート」を読むこと、そしてそれを反芻です。授業のノートも確かにすこしはそうなのですが、それとは別に、クラス、インターン、飲み会、人と話をした後、ものを見た後、その他いろいろな局面で感じたことを書きなぐったノートがあって、それを読み直し、自分なりの物事のとらえ方や将来やりたいことについての考えを再度まとめたり、という時間にあてています。こういったことは、(少なくとも私は)何かに追われていると絶対できないし、とても学びっぱなし、感じっぱなしにならないという意味でとても大切なことに思います。そんなの当たり前のことだとか思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私にとっては、「じっくり考える」この時間がとても貴重な時間だと思っています。
これは、私の大学のときの後輩(プロフェッショナルとしての面白い経験があって、人柄もよく、頭もよく、しっかりとした考えをもっているので、いつも色々学ばせてもらっているのですが)がほぼ同じ時期にMBAにいっていて、彼がノートの反芻を実践していると聞いて、とてもいいなあと思ったことだったのです。
バークレーにきて、色々な受けたことのない刺激に触れることができて、そして、そういった刺激について、ゆっくり考えることができる時間があることに感謝しないとなあと思ったりしています。実際、個人としてどういったことをバークレーで学んだか、感じたかについては、また別でポストしてみようと思います。
皆様、よいお年をお迎えください。
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