2009年も、いろいろいい経験をして、実り多い1年にしたいなあと思います。とりわけ、人間としての力(感受性や共感することであるとか、好奇心であるとか、ユーモアであるとかそういった類のものです)がよい刺激をうける1年であるといいなあと思っています。そして、ビジネス的な立場、金、名声などをもっている、もっていないにかかわらず、人にあたたかいものやエネルギー、希望を与えられるそういう人になっていきたいと思うわけです。
今日、普段見ない日本語チャンネル(大晦日ですからねー)でベッキーが言っていた事で(ベッキーはその番組で、面白いこと(冗談とかではなく、内容的に)を結構言っていて、素晴らしいと思いました)。2008年のニュースを振り返ってのベッキーにとっての2009年のキーワードは「思いやり」で、「頭」で考えることも重要だけど、なにより「心」で感じて先に進んでいくことが大切、というようなことをいってました。
2009年であろうが、2010年であろうが、2020年であろうが、2050年であろうが、心とか思いやり、そして人間力の大切さだけは、このめまぐるしく変わる世の中にあっても変わらないと思います。今までのキャリアのなかで、世間から素晴らしいとされている人(たとえば、若くして名の知れた会社で上の役職にいるとか、書いた本の人気があるとか、すごい稼いでいるとか)と幸いにしてでいろいろな方にお会いして、お話をさせていただいたり、一緒に何かをさせていただく機会がありましたが、人間としての魅力は全くその世間の評判や名声と無関係だなあと思うのが正直なところです(人間としてもっと知りたい、面白い、尊敬できるなあと思う人もいれば、全くそう思えない人もいるということです)。そして当たり前ではありますが、世間的に名声が有るわけではなくても人間的に刺激を与えてくれて、エネルギーをくれる人にも(年齢や住んでいる場所、そしてバックグラウンドを問わずして)多くお会いさせていただく機会がありました。
私は、名声か人間力かなら、人間力をとるような社会人生活をおくりたいと強く思います。偉そうな、きれいごとに聞こえるかもしれませんが、そう思います。そして、なりたいというだけではなく、深みのある人のための準備の1年として、留学の1年を活用したいなあ、そういった思いを強くした、年明けでした。
出だしから、生意気な発言に見えるかもしれませんが、学生最後の年の新年ということで心意気を述べさせていただいた次第です。今年も何卒よろしくお願いいたします。
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