2008年12月31日

年の瀬のご挨拶

はやいもので、2008年ももう終わりに近づいてきました。
あと1年で卒業かと思うと2年半もあっという間だなあと思います。

今年は、本当に学び多い(勉強だけではなく)1年でした。経験は金では買えないというのは、まさにこういうことなんだなあと実感しました。バークレーでの学校生活はもちろんのこと、大統領選や、こちらの旅行、インターン、サンクスギビング、クリスマスなどなど、日々、色々なことに眼を向けるきっかけがあったことに、とにかく感謝したいと思います。

将来のやりたいことについての目標をもって、それをどう実践するかを考えてすごしてきた1年でした。自分の将来のやりたいことをしっかりもって、ビジネススクールなり新しい環境へくることは個人的はとても大事なことだと思います。

将来の夢は、途中ぶれたり、再考することもあったのですが、そういった過程を経て、いい意味でやりたいことへ向けての自信や道筋が今までよりもう1歩2歩、明るくなってきた気がします。将来への目的意識や夢をもって時間を過ごすことで、自分自身をいい意味でストレッチできて(途中ちょっとストレッチしすぎましたが)、面白い経験がたくさんできました(現実の世界でどう活かすかを考えぬいてはじめて生きる授業とかも多いと思います。)。将来やりたいことが、上手くいくにせよ、上手くいかないにせよ、もしかしたら最終的にやることがすこし変わるかもしれないにせよ、目標をおいて、その目標に向かってやったことは消えることはないわけですし、そのプロセスの経験は、どんな環境へいっても当てはまるものだと思います。

ビジネススクールやスクールオブパブリックヘルスで学ぶことは、魔法の杖ではないと信じています。ただ、強くやりたいことを持っていれば、そこで学ぶこと、出会う人(教授やクラスメート)はそれを支えてくれたり、後押ししてくれたりというエネルギーになってくれると思います。

こちらの明日は、大晦日なので、蕎麦でも打とうと思います。(そば粉を買いました)。そしてケーブルテレビで見れる日本のテレビ番組でもだらだらとみようかなあと。正月ですからね。そしてサンフランシスコの花火でもみて新年を実感しようと思います。

今年、バークレーに高校時代の先輩、大学の友達、前の会社の友達などなど、結構な頻度できてくださいました。うれしかったです。ありがとうございます。楽しんで帰ってもらえていたら、うれしいなあと思ったりしています。


このサイトを見てくれた友達の皆様、本当にありがとうございました。2009年も健康に気をつけて頑張ろうと思います。また、日本、あるいは世界のどこかで会って、酒でものみながら、いろいろ話を聞けることを楽しみにしています。


このサイトを見てくださったアプリカントの方、おいでくださってありがとうございました。努力されたことに応えるような、よい結果が出られることを願っております。


みなさんによい2009年が訪れますよう。
posted by は at 04:23| サンフランシスコ 🌁| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月30日

アメリカでのインターンで学んだこと

大変ご無沙汰しておりました。

正直この1−2ヶ月は、テストレポートなどに追われて、なんだかわけが分からないうちに終わってしまいました。やはり若干今期のスケジュールでは、無理があったんだなあと・・・。正直、この間は、ほぼ休みなく勉強&仕事をした感じがあります。毎日テストかレポート提出があり、のような感じでした。単位は程よくがいいですね。今学期は必要以上にとりすぎました。

でも、その生活もついに先週で一区切りつき、ようやく冬休みとなりました。インターンも終わりました。日々24時間、殆ど自由に自分達のことに使えることを本当にありがたく感謝する日々です。
早速ヨセミテにいってきました。今年に入って3度目ですが、1度目が春、2度目が秋だったので、雪のあった今回はまた違った風情でした。それについては、また別に書きたいと思います。

この秋学期の忙しい生活をさらに忙しくしたのは、そう、なんといってもインターンだと思います。MBAの学生は、Curricular Practical Trainingということで、学んだことを生かしたインターンを週20時間まですることが可能です。11月のはじめまでは週20時間、後半のテストシーズンも週12時間働いていました。
ヘルスシステム(医療機関を複数もっている組織とでもいいましょうか)の収益性であったり患者サービスをよくするプロジェクト達を取り仕切る部署に雇ってもらいそこで仕事をしていました。
いわゆる完全なこちらの医療機関だったので、日本とある意味まったく違った世界をみてきたことになります。

私のように帰国子女でも無い人間にとって、こちらでパーフェクトな英語を書いたり(これは相当レベルが高い)、有効にミーティングとかで周りを説得させたりするのは正直簡単なことではないです、残念なことですが。

こういった世界でやっていくコツとして、実感したことは・・・

1)自分が他の人よりもできることをフルに生かす。
自分が他の人よりもできないことをカバーして追いつこうとするよりも、自分にしかできないものをしっかり持っていることが評価されると実感しました。

たとえば、日本の医療制度については、仕事で携わっていたこともあり、ある程度の理解があります。当然、日本人など誰一人いないうちのグループでは、日本のシステムは誰よりも知っているわけです。そのアメリカの制度との比較その他についてのプレゼンテーションをしたのですが、それはとても感謝された&派生するこちらでのビジネスに関する質問をたくさんうけたように思います。(お互いに違うものからは学べるわけです)

あと、エクセルのモデリングをVBAを含めてできる人はグループにあまりいなかったこともあり、「Excelのことなら、どんなことでも、彼に聞け」状態になって、結果として、バーターでいろんなことを教えてもらいました。(もともとナイスな人たちなので、普通に色々教えてくれたかもしれませんが、みそっかす扱いを受けずに済んだ気がします)劣っている部分は、学べばいいわけで、学ぶためには、自分しか知らないものを持っていることが重要かなあと。

2)ナイスに。
笑顔で、楽しく。世界各国どこでも通用するルールだと思います。つまらなそうな人には人は寄ってこないし。楽しそうにしていることで色々な人と仲良くなれると思います。そうすると自分の意見も聞いてもらえたりサポートしてもらいやすくなる気がしました。

まあ、あくまで個人の見解ですが。

インターンはとても楽しかったです。いい経験でした。仕事の期間が今月半ばで終了した後も仲良くしてくれたり、クリスマスパーティーによんでくれる同僚がいることはもちろん、異国の地で、どのように医療システムをよくしていっているか、どういったことに気をつけているかなどの事例が見れたこと、そしてその一部に自分も微力ながら携われたことはとてもとてもよかったです。もっと医療制度に対する知識や語学力、経験があったらと思うこともありました。でもそういった気づきもきっと重要なことなのだと思います。
posted by は at 03:01| サンフランシスコ ☁| Comment(0) | 考えてみました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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