それにしても今学期は忙しくさせてもらっています。
今学期とっている授業は
Service Strategy (3単位)
Health Care Finance (2単位)
Global Health Care Economics (3単位)
Epidemiology (3単位)
Health Care Breadth Course (3単位)
Independent Study- Quality of Care (1単位)
Beginning Danish (4単位)
と、19単位。今までで一番多く、予習復習をしながら、今学期はPart-timeで働いているので、とても忙しいです。サッカーとスカッシュもしていて継続したいのですが、さすがに時間がなく、何を減らすかを考えているところです。することが多いのは、いいことですが、まわらなくなるとそれはそれでもったいないなあと。
今学期は殆どの授業が、School of Public Healthの授業なので、あまりMBAの人にあわず、また違う学校に来ている感じです。
最後に記した、Beginning Danish、これは読んでの通りデンマーク語です。なぜ、デンマーク語なのか、って思うかもしれません。もちろん語学をとらないといけないとかいう制約は、うちの学校は全くないですし、完全に自分の意思なのですが・・・
1)北欧(とりわけデンマーク)のヘルスケアシステム(正直、その他デザインとかもであるが)に興味があり、文化的な背景などを知ったりすることは重要だと考えた。
2)コミュニケーションをする上で最低限の語学を知っていることは、人と仲良くなったりする上で、大きなプラスになる。
3)日本でデンマーク語はなかなか習えないだろう。大きい総合大学だから可能。
4)アメリカで語学をどう教えているかに興味があった。
5)スケジュールにぴったりあった。
こんな感じなのですが、(デンマーク語をとっているというとWhy Danish?とほぼ100%聞かれるので、答えがいつの間にか、だんだん練られてきてしまった。)
話をしていると、なかなか多くのアメリカ人(特に人生の多くをアメリカで過ごしてきた人)には1)や2)は分かってもらいにくいようです。人によっては理解しがたいところなんだなあと思います。「どうせ彼らは英語をしゃべるじゃないか」というのが彼らのよくあるポイントで、デンマーク人は確かに上手な英語をしゃべり、書くのですが。
私の考えではありますが、言葉には記号以上のものがあって、表現の仕方などに歴史、文化的背景があって、そういったことを知ることは相互理解のうえでは重要かなあと。
コミュニケーションの仕方にしろ、読み物とかも日本語と英語では意味合いや感じ方が違うということ、さらに、日本にきた外国人が片言でも日本語をしゃべれば、とてもサポートしたくなることから考えると、マイノリティラングエッジであるが、文化や歴史の積み重ねである言語(私の場合はデンマーク語)を学び、それを使って相互理解をする機会があることは(もし将来あれば)とてもいいんじゃないかなあと。
もちろんこれは、日本に自分が育ったから思うことなのであり、もし、これだけ移民の多いアメリカ(特に西海岸はこれぞ人種のるつぼという感じですから)に育っていれば、言語は伝える記号なんだろうなと思います。もちろん、記号としてみることには、多くの人と共通の記号でコミュニケーションできるという魅力があるのですが、マイノリティラングエッジにはマイノリティラングエッジにしかない魅力があるんじゃないかなあと思います。
先生もとてもいい人ですし、半年ないし1年勉強できる機会があるので、記号以上の何かを感じ取ってきたいとおもっています。