2008年04月28日

友達について書いてみる(4)

友達がイギリスからきたりしてて、この10日くらいはなんだか分からないまま、どたばたすごしてました。風邪も軽く引きましたがようやく回復気味といったところです。この10日間のことは、またいずれ書こうと思います。

今日は、メキシコ人のEにディナーに呼ばれて行って来ました。Eは、チームプロジェクトをやったりしているクラスメート。とても頭がよく感心することが多い。人としてもいい人オーラが出ているところがとてもよいです。また彼は夏の課外授業をエジプトで3週間したあと、夏休みのインターンをインドでするかもしれない、というひそかに熱い面ももっています。まだ決めていないといってましたが、どこへいっても活躍できるでしょう。

彼と彼の彼女にEnchiladaをはじめとするメキシコ料理をご馳走になりました。本当にうまいですよ、メキシコ料理は。こちらにきて、本当にメキシコ料理にはまりつつあるのですが、やっぱり家で手作りを食べると、外食で食べるものとは違うのがとても面白いです。バークレーで寿司といっても、こりゃ寿司じゃないだろうという店があるのと同様に、メキシコ料理もAuthenticなものとは限らないみたいで、自家製Enchiladaを食べた後、これは本場を食べなければと思った次第。卒業までには是非メキシコシティーにいってみたいものです。

あまりよく知らなかったのですが、メキシコでも日本のマンガはかなり驚異的に普及しているらしく、キャプテン翼、ドラゴンボール、そしてお約束のポケモンなどなど、びっくりするぐらいよく知っててびびりました。

彼と彼の彼女は、アジアンフード(日本、韓国、中華、タイ、ベトナムなどなど)がかなり好きらしいことも判明。今度は日本食を作って招待しようかと思っています。

posted by は at 16:18| サンフランシスコ ☀| Comment(0) | 友達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月16日

バーベキュー

土曜日は、庭でバーベキューをしました。

朝おきて、いい天気(多分、からっとした22度くらい)だったので、今日はバーベキューでもしようかと奥さんと話をして、バーベキューをすることに。

お肉と野菜(安い!)を適当に買ってきて、前の借主が置いていったバーベキューグリルと新しい網、そして、家主さんがくれた炭を使って

肉と野菜を焼いてたべる。

それだけなんですが、天気もよくてとても気分がよかったです。
庭は狭いんですが、座るところもあるし、周りの人が寛容なこともあり、天気の日にバーベキューとかできるのはとてもいいです。学生ということでお金は、全くなく、社会人のときとは全然違う生活をしてますが、それでも、こういうときはとてもいい気分です。いい時間の使い方だと思います。


結局土曜日も勉強せず・・・週末は早かったです。なんだかんだで、日曜日の夕方くらいから勉強を始めたので、この月曜・火曜(今日ですが・・・)の夕方までは、地獄のように勉強するはめに。結果、今眠いです。

まあ、ひと段落したので、気分が少しいいです。今日はゆっくりねます。
posted by は at 11:07| サンフランシスコ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | バークレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月12日

Days at Haas/ Consumption Function

もう4月も半ばですねー。はやいものです。
正直しんじられません。

今日は、Days at Haasと呼ばれる、合格者を祝う会に行ってきました。合格者を祝うということは、僕らももう2年生ということで、それは正直信じられません。まだまとめるには早いことは重々わかっていますが、振り返ってみると1年は一瞬でした。Days at Haasはバークレーが誇るイベントで、いろいろな方法で、合格者の人を祝ったりバークレーを知ってもらったりするのですが、私は合格したとき、このイベントには参加しませんでした・・・やっぱり日本にいるわけですし、難しいわけですよね。

今日のDays at HaasのイベントのうちのひとつがConsumption Functionと呼ばれる「学校の中庭で飲み食いをする会」でした。これはDays at Haasの日だけではなく、月に1−2回くらいあると思いますが、これはとてもいいです。まず、どれだけ飲んでも食べてもただです。いろいろな人に久々にあうこともできるし、毎日授業が一緒の人に「1日ぶりに」あうこともできるわけで、いろいろな人といろいろな話をするのがとても楽しいです。

今日は、先日開かれたJapan Trip後ということもあり、僕をみかけるやないなや「Kanpai」という人が結構いて若干笑いましたが、Japan Tripを楽しんでくれたことは何よりでした。

今日は春みたいな天気だったので(多分20度くらいあったと思う)、1日中外にいたのですが、1日の締めともいうべきコンサンプションファンクションが一番気分よかったです。メキシカンを食べながら明るいうちから雑談をしながら、ビールをただひたすら飲むというのは、週末に宿題をしないといけないことが分かってたとしても、楽しいものです。宿題はしなくても最悪中の最悪でも卒業できないだけですが(もちろんそれは困るし、その確率はきわめてきわめて低いと思うけど)、友達は一生ものですし、そういう人とここであって、しかもいろいろと話ができて、そんな環境にあることはとてもいいかなとおもいます。

バークレーは小さい学校だけあって、(一学年240人)、本当に殆どの人を知ることができること、これはやっぱり贅沢なんだとおもいながら、宿題は明日でいいやと思う今日でした。
posted by は at 14:58| サンフランシスコ ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 学校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月06日

友達について書いてみる(3)

今日は、パキスタン人のAについて書いてみようと思います。Aはイスラム教徒のパキスタン人です。Aは奨学金をもらってパキスタンから来ているので、まさに国を代表して来ていることになります。

彼は、とても、人として魅力的だと思います。人の話をよく聞けるし、あたたかい心根をもっているし、人の気持ちが読めるタイプ。人として話も面白いし、たまにいそうな「明日よければあさって以降はどうでもいい」みたいな価値観でもないし、冗談もわかる。相手がだれであろうと、どんな立場の人であろうと、同じように相手を受け入れることができる点も素晴らしいと思います。

お酒が宗教上飲めないにもかかわらず、他の人に会うためにバーに来てコーラ片手に他の学生と話をしたり。たまにサッカーをしにも来るし。いい人。とても社交的です。

彼はイスラム教徒があまりよい目で見られないことを、少し悩んでいました。そしてそれをLeadership Communicationの時にも、熱くプレゼンテーションしていました。

彼を見ていると、結局「人」なんだなあと、つくづく思います。文化とかが人に及ぼす影響というのは当然あるだろうけど、日本人がみんな同一ではないのと同じように、どの国から、地域から来ている人にも、どんな宗教のバックグラウンドを持っている人であっても、その人それぞれの経験であったり、環境であったりから人の魅力がでてくるわけで、人ひとりひとりを、バイアスなしで見ることの大切さを痛感するわけです。こういった経験は、日本にいるとなかなかできない経験かなあと思います。

彼は秋学期、学校の交換留学制度を使って東海岸の学校に行くのですが、またそこで色々なことを感じてくるだろうなあと。そして、秋に東海岸でか、来春にここカリフォルニアでか、また会って、いろいろなことを東海岸で吸収した彼の話を聞けるのがとても楽しみです。
posted by は at 14:11| サンフランシスコ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 友達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月03日

Leadership Communication

リーダーシップコミュニケーションは秋学期の授業で、もう終わってからだいぶたつのだけど、とてもいい授業だったし、明日そのメンバーで飲むこともあるので、そのよさを書いておきたいと思いました。

授業はたしか7回くらいで、1回3時間。講義+10人の少人数でインストラクターがついての実践です。ある回は即興スピーチをしたり、ある回は、(もちろんネイティブと)ディベートをしたり、そしてある回は準備してきたプレゼンテーションを発表したりということをして、10人のチームメートやインストラクターからフィードバックをもらう、という形のものです。

とてもいい先生で、講義は当然プレゼンテーションの仕方にも触れるのですが、コンテンツについての講義がとてもよかったので、それについて。

1)本当に信じることを語っているか。彼はAuthenticityといっていましたが。本当に信じていることじゃないと、自信をもって話せないし、過去の自分の行動と自分の中でも聞き手の中でも結び付けられないから、プレゼンテーションが薄っぺらくなってしまい、周りの人を本当に動かすことができない。

2)リスクをとっているか。あえて反対が起こりうるようなテーマで自分の考えをしっかり持て。みんなが賛成できるテーマではなく、賛否両論があり得るテーマで自分の「考え」を深め、それを自分の信念とともに伝えることはとても重要。(たしかにそうでないと話としての面白みがない)

3)2)につながるんだと思うんですが、スピーチの形に入る前に、考えをしっかり練っているか。彼は、ディベートの意義は自分がいいと直感的に信じていることが本当にいいことなのかを確認させ、その考えを深める場、といっていた気がします。日々そういった意識をしていることで、信念にも考えにも、行動にも貯蓄ができるわけで、それを出していけば、いいプレゼンテーションができるんじゃないか。とそんなことをいわんとしてたのかなあと思います。

あとは、Audienceの心情を考える、どんな立場の人がどんな気分でスピーチを聞いているかということは、とても重要に思いました。話をひとつするにしても、考え抜くということはとても大切だなと実感する、いい授業だったと思います。そして自分の特徴を知る。やっぱりNativeではないので、ゆっくり、分かりやすくとかって、僕の場合は重要なんだろうなとか、そんなことをクラスメートからいろいろ教えてもらいました。

この授業でPrepared Speechを二本書いてスピーチしたのですが、今書けといわれたら、きっと選ぶテーマが秋(忙しかった&このクラスで習ったことを理解しつつある段階だった)とは変わってくるかなあ。きっともっと、自分がどうしても話したい内容を、どうしてもクラスメートに聞いてもらいたいテーマで日々の僕の行動にもあったスピーチができるんじゃないかなあ、って気がします。うまいスピーチになるかどうかは分からないですが、気合の入ったスピーチができそうな気がします。パブリックスピーキングじゃなくても、自分の考えや信念をうまく伝えられる気がします。そんなことを考えられるだけでも、この授業は大きな価値があると思います。
posted by は at 16:31| サンフランシスコ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月01日

学ぶこと

春休みも終わってしまったわけですし、少し考えていることでも書いてみようかなと思います。長いですがごめんなさい。

ここアメリカまできてビジネススクールにくることができることというのは贅沢なことだと思います。もちろんいろいろと、たとえばお金がびっくりするくらいかかったりとか、大変なことはありますが、そうはいってもいろいろな環境がそれを可能にしてくれたわけで、本当にありがたいことだと思っています。

もちろん授業も勉強になるし、面白いことも多いのですが、それも含めて、やっぱり一番勉強になるのは人間観察できる環境と時間があることかなと思います。

生徒でも教授でも、今までの自分とは、違った、いろいろなものの見方をしている人がいます。教え方にしてもそうだし、酒を飲むときの話題にしても、笑いのとり方にしてもそう。いろいろな人と話をしたり、話を聞いたり、観察することで、自分がどういう風に将来あゆんでいきたいかのヒントを感じ取ることができます。それは人としてとても贅沢だなあと思います。殆ど外国人だし、違う文化から来ているから当然違うのは当然なのですが、日本人がすべてみな同一ではないのと同様に、どの国の人も「この国だから」とかでは単純に語れない、人1人1人の個性を持っていて、そういったものから感じ取れるものが多いような気がします。

さらにラッキーなことに、前の会社やその前の会社でまわりにいた人、友達、大学時代の仲間もとても刺激的だったし(今でもそう)、彼らからエネルギーをもらったり、彼らの話を聞かせてもらうことでで考えを深めたりすることも多いです。特に今はそこから物事を感じ取って、自分の気持ちにつなげられる時間があるような気がします。

この間も、エネルギーをもらえるいい話を前の会社の友達から聞かせてもらいました。大学時代の友達も、面白いものの見方(ビジネスとは全く関係ない)を教えてくれました。時間がないと、きいて「あー、いいな、うらやましいな、でも明日のことしないと」とか「なるほどー」で終わりだけど、そういったことを聞いた後で、「自分がしたいこととどうつながるかな、彼らからどんなことを教えてもらおうかな」ということをじっくり考える時間があるのもいいです。物理的に暇なわけではないんですが、仕事をしてないためか、学校っていう環境だからか、そういうことを考えることができるような場所な気がします。

結局ビジネスはどんな綺麗ごとをいっても、どんな数字がよめても、最後は人の心理だと私は信じているので、人というものへの見方を深めることが、ビジネスという面においても(もちろん、ビジネス以外によく生きるという観点からも)、重要かなあとか、そんなことを今まで以上に考える日々です。

もちろん授業もためになるのですが、これも「考えを深めるため」で「知識をつけるため」ではないんじゃないかなと思っています。正直ビジネススクールで学ぶことのなかの半分は、過去に似たような経験をしていることで120%の学びがあると私は「個人的に」考えています。あのとき、こうすべきだったかなあとか、なるほどこういう方法もあったのかとか、これはなんだかよくわかんないなかうまくいったけど、こういう考えに基づいていたのかとか。学校って知識をつける場ではなく、そういう反芻をして、将来こんなことをするときには、こうしたらいいなあとかをぼんやり考えたりする時間かなあと。

いろいろと感じたこと、考えたことは、どんどん忘れていってしまいます。だから、少し自分の中でメモったりするのが最近とても大切だなあと。そして深く長い視点を常に頭において考える時間を大切にすること。5年たっても、10年たっても、ここで学んだことはひとりの人間として役に立つように(せっかくカリフォルニアくんだりまできたわけだし)、少しずつ一歩一歩頑張っていきたいなと思う今日この頃です。
posted by は at 13:08| サンフランシスコ ☀| Comment(2) | 考えてみました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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