2010年01月03日

ありがとうございました。

2010年を迎えました。あけましておめでとうございます。去年も無事、大きな病気をすることもなく、過ごすことができました。ありがたいことだと思います。

バークレーの最後の授業を受けて、はや3週間近くになります。アメリカを出国する日もだいぶ近づいてきました。いまだに実感があるようでないですが複雑な気持ちでいっぱいです。

バークレーでいろいろなことを感じたり、学んだりしてきました。あくまで個人的な意見になりますが、そんな中で、私が強く感じたことは、一番の学びは、結局「人間力」だということ。まあ、当たり前といえば当たり前ではあるのですが。

幸いにして、この期間、「すばらしい肩書き」の人に学校、それ以外も含めて本当に多くお会いさせていただきました。どんなに知識が豊富でも、どんなにすごいことに関わっていようとも、どんなにかっこいい会社での経験があろうとも、どんな学歴があろうとも、はたまた、どんなに稼いでいようとも、人間としての魅力にかける人、人間として(私にとって)共感できない割に必要以上に声が大きい人(私もだいぶ偏屈なので、私の問題かもしれませんが)に出会うことで、すこしさびしい思いをしたこともありました。そしてもちろん、その逆も多くありました。学歴がどうであれ、職歴がどうであれ、社会的ステータスがどうであれ、どんな背景をもっていようとも、自分なりに志を持って、こつこつ目標に向っている人は人間として素敵ですし、人間的に魅力がある人には、尊敬できます。そういう人は、口に出す、出さないは別にしてでもいろんなことを考えていると感じました。

ビジネススクールでは、「見極める」経験を多くのところでします。たとえば財務データを見てとか、ビジネスプランをみてとか、マーケティング施策を見てとか。そういった経験から勉強できることもとても多いと思いました。でも、やっぱり最終的には一人一人の人間からどういったものを感じ取ることができるかということがとても重要だと思いました。ビジネスにしても人がするわけですから。当然「尊敬・共感できる人、そうでない人」というのは自分なりのレンズですから、正しいとか正しくないは一切ないでしょう(とくに私はだいぶ変わった人間の部類だと思うので)。いろいろな人と出会い、「人となり」を自分の眼で見て、自分なりに感じ取る経験が多くできたこと、これは本当にすばらしいかったと思います。MBAだけではなくMPHの勉強をしたことで、出会う人の幅が広がったこと、とくに「社会問題」へ向けて、「金儲け」を度外視して、真剣に考えて、工夫して頑張っている人に多く出会い、そういった人からいい刺激を受けたことは決して忘れないと思います。

感受性を高めるということは、大切だと思う反面、とても難しいことだと思います。とりわけ日本人以外の人から感じるためには、その人たちがどういった習慣的背景からものを言っているのか、なぜそういった意思決定アプローチをとるのか、そういった表現のしかたをするのかなどを、理解する必要があったように感じました。これは、とても勉強になることでした。違う文化で育ち、違う経験をしてきているわけですから、メールで打つような「文字」にすれば一見同じものでも、その意味合いが違うことが多くあり、相手の眼を見て腹をわって口を開いて深い話をすることを通じて人となりを感じ取ることを繰り返すということは、とてもいい勉強、経験になった気がします。

それに繋がってくる話かもしれませんが、日本を離れて(アメリカ・デンマークで学んだり働いたりした中で)、日本人とは、あるいは日本で育ってきたことの意味合いについて考え、学ぶことも多くありました。どの文化にもそれぞれ素晴しいものがある中で、日本にも本当にいい意味で長く深い歴史、そしてそういった歴史的な背景に基づく文化・価値観その他、世界に誇れる独特でかつ、すばらしいものがあると強く感じることが多くありました。文化的な背景が物事に与える影響は、思っている以上にはるか大きいと思いました。日本人として日本文化の中で育っているからこそ、良くも悪くも、こう行動する、こう考えるということ、もしそういったものがあるならば、そういったものを大切にして、こちらで学んだことを活かしながら、「温故知新」ではないですが、すこしでも違う世界のものを理解し、良いように取り入れていくことができればなあと思います。現段階でのグローバライゼーションはひとつのツール、枠組み、ルールが世界に広がる段階ことが中心かもしれないですが、長い眼で見れば、それぞれの固有の文化、思想、価値観の特徴、繊細な差異というものが、グローバライゼーションのツール(たとえばITとかもそうでしょうが)を活かして、いい意味で飛躍することがもっと多くなってくるといいなあと思ったりしています。そして、そのためには自分たち自身について、そしてそれ以外の世界について、自分の眼で見て、耳で、心で聞き、考えることがとても大切だと思いました。ビジネスにおいても同じことなのかもしれないと(僭越ではありますが)感じたりしました。

"The dream of yesterday is the hope of today and the reality of tomorrow"という諺はとても素敵なものだと思います。自分が頑張ることは大河における一滴、あるいはそれよりきっと小さいものかもしれません。そうであっても、自分にできる範囲で、自分の勉強してきたことに自分のこれまでのプロフェッショナルとしての経験を掛け合わせて、諺のように少しでもよい社会になることに貢献できればいいなあと思っています。

私はありがたいことに、そして幸運なことに、海外で勉強する機会を持つことができました。そしてさまざま経験をバークレーでさせてもらいました。たまたま私はここにいますが、その裏にはいろいろな人の多くの協力、サポートがあったわけです。言葉じりで「感謝」とかいうのよりも、はるかに深いレベルでありがたく思いますし、少しでも恩返しができたらなあと(偉そうではあるのですが)思ったりしています。

自分の眼で見て、心で感じて、時代に惑わされずに、自分の信じるものを大切に一歩一歩、地に足をつけて進んでいけたらなあと思います。卒業後、たくさん苦労もあるでしょうが、日々の生活にありがとうの気持ちを持って、少しでも頑張っていこうと思います。

メールを時におりくれたり、日本に一時帰国したときに遊んでくれたり、わざわざカリフォルニアまできてくれた友達の皆さん(どれも、本当に本当に本当にうれしいものです)、ありがとうの気持ちでいっぱいです。テストと重なって結婚式にいけなかったりした友達も何人かいて、申し訳なかったなあと思ったりしています。
そして家族のサポート。異国の地である意味にいる私たちにとって、いつでも本当にありがたかったです。

そして、読者の皆様。大して面白くもない、たいがい文字ばかりの文章(しかも文章もぜんぜん巧くない)をわざわざよんでくださってありがとうございました。コメントまでくださってとてもうれしかったです。PCの文字でうまく伝えることはとても難しいと思うことが多く、うまく自分が経験してきたこと、感じ取ったことを「文字」という媒体で伝えることができたかは自信がありません。でもなんらかのお役に立てていれば幸いです。

アプリカントの皆さんには、このブログが何らかの助けになっていれば幸いです。私のように偏屈な変わった人もいますが、UC Berkeleyは、Haasにせよ、School of Public Healthにせよ、もちろんその組み合わせであるMBA/MPHプログラムにせよ、自分の努力しだいで、とてもいい刺激のある、いい経験のできる場所だと思います。そして、いろいろなことを考えたり、感じ取れたり、前に進むエネルギーを養ったりできるところだと感じました。いい学校だと思いました。そういった一端を私の拙い文章から感じ取っていただければ幸甚です。

ありがとうございました。
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2009年12月31日

ノート

12月の半ばで最後の授業も終わり、いよいよ、卒業、そして帰国が近づいてきました。家にあったものもだいぶ引き払い、今の家を去るのが少し寂しい気持ちと、新しい環境を迎えることが楽しみな気持ちと交錯する感じがしています。

授業が終わったことで、引越しの準備等はありつつも、だいぶまとまった時間が取れるようになってきました。当然、残りのバークレーでの日々は短いから、ここにもう一度いきたいとか、あそこでもう一度ご飯を食べようとか、そういうことを話をしたり、この人にもう一度会っておこうとか、そういったことで時間の多くは過ぎ去ってしまうのですが、それと同時に、この時期になってできるようになったことがあります。

それは、「ノート」を読むこと、そしてそれを反芻です。授業のノートも確かにすこしはそうなのですが、それとは別に、クラス、インターン、飲み会、人と話をした後、ものを見た後、その他いろいろな局面で感じたことを書きなぐったノートがあって、それを読み直し、自分なりの物事のとらえ方や将来やりたいことについての考えを再度まとめたり、という時間にあてています。こういったことは、(少なくとも私は)何かに追われていると絶対できないし、とても学びっぱなし、感じっぱなしにならないという意味でとても大切なことに思います。そんなの当たり前のことだとか思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、私にとっては、「じっくり考える」この時間がとても貴重な時間だと思っています。

これは、私の大学のときの後輩(プロフェッショナルとしての面白い経験があって、人柄もよく、頭もよく、しっかりとした考えをもっているので、いつも色々学ばせてもらっているのですが)がほぼ同じ時期にMBAにいっていて、彼がノートの反芻を実践していると聞いて、とてもいいなあと思ったことだったのです。

バークレーにきて、色々な受けたことのない刺激に触れることができて、そして、そういった刺激について、ゆっくり考えることができる時間があることに感謝しないとなあと思ったりしています。実際、個人としてどういったことをバークレーで学んだか、感じたかについては、また別でポストしてみようと思います。

皆様、よいお年をお迎えください。
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2009年12月05日

バークレー、ベイエリアでの「おいしい」(6)

こんにちは。

残すところ、授業も後一つになり、残るはテスト、飲み会/パーティー、引越し、旅行となってきました。授業が一つずつ、終わっていくのは不思議な感じがします。この生活に慣れていたんだなあと実感します。

バークレー、ベイエリアの「おいしい」は、アメリカの食事=おいしくない、というステレオタイプがある中で、北カリフォルニア、ベイエリアにも(高くなくて)美味しいものがあるんだよ、ということを紹介しようと思って(当然すべてが美味しいわけでもないですが)やってきました。私達そんなに外食をしないため、決して包括的ではないですし、紹介したいけどできていないところもまだいくつかあるのですが、一応今回でこのバークレー、ベイエリアの「おいしい」は最後にしようかなあと思います。

今回は、Masse's Pastriesというケーキ屋さんを紹介したいと思います。このお店は、North Berkeleyにあり、以前紹介した、Cheeseboard Pizzaの近くになります。

お店のWebsiteはこちらです。
http://www.massespastries.com/
といっても、別にWebsiteは営業時間と、連絡先しか書いてないのですが。

Yelpに行くと、レビューや写真などをみることができます。
http://www.yelp.com/biz/masses-pastries-berkeley

ハロウィンケーキを除いては、とても見た目もきれいです。味も甘すぎずとても美味しいです。そこまで高過ぎもしないと思います。何種類も食べましたが、少なくともアメリカで食べたケーキの中では一番美味しかったと思います。(神戸には美味しいケーキがたくさんありますが、それはまた別の話です・・・)。

書いていたら食べに行きたくなってしまったので、今日、買いにいってこようと思います。
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2009年12月02日

MBA/MPHについて

Thanksgivingが終わり、12月を迎えました。今年最後であろう、日本からの友人も週末で帰ってしまい、若干さびしい感じがします。

今日は、UC BerkeleyのMBA/MPHプログラムについてポストをしようと思います。私が行っているこのプログラムは、医療経営に興味がある人のためのプログラムと考えてよいと思います。日本人がほとんどいない(いままで卒業した日本人は一人だけと聞いています)こともあり、質問を受けることが多いです。過去の学校のプログラムについて(1)というポストも参考になるかもしれません。

そこにのっていない主な質問で行くと、

1)授業はハードなのか。

結論からいうと、MBAよりはきついけど、何とかなるというところだと思います。MBAの卒業単位数が51であるのに対し、MBA/MPHの卒業単位数は80です。MBAは4学期のため、学期平均にすると12強、MBAMPHは、夏休みとその後のインターンで算定できる6単位を除いても、74単位で、5学期で割ると、学期あたり15弱となります。

1年の最初の学期のMBAだけの生徒が14−15単位なので、単位数で見ると1年の最初の学期よりも、ややきつい感じが2年半続くというワークロードだと思います。正直15、16はぜんぜん何とかできる範囲ですが、17を超えてくると授業以外の事をすることに若干支障がでます。私は2年の秋学期(今から1年前ですね)に20単位とりながら、インターンをしました(普通のMBAの人の2倍近く授業をとってインターンをすることになるわけです)。終わってみれば何とかなるのですが、それは、とてもつらかったですし、クラブ活動などの課外活動などに大きな制約が出ました。20単位そこでとったおかげで、今学期はだいぶ授業以外のことをする時間もあるのですが。

MBAにおいて授業は一つの側面に過ぎず、クラブ、業界団体などの課外活動を含めてどんなことをするかが大きいところであると考えると、楽とはいえないと思います。特に就職活動もする人は、大変だと思います。それでも、何とかはなりますが。


2)MBA/MPHでのイベント

−月に一度のランチ:プログラムについての先生からのアップデート、生徒からのフィードバック、これからのイベント等の紹介、各人のインターンシップ、インディペンデンテントスタディーなどの発表、ヘルスケア関連の授業の評価、ごくたまにゲストスピーカー、そしてクラスメートとランチをたべながら雑談といった感じでしょうか。できる限り参加という感じだと思います。秋は1年から3年までが揃う感じだと思います。

−MBA/MPHの人限定のExecutive Interview:各業界のトップの人を訪問して話をします。私はKaiser PermanenteのCEOの会に参加しました。生徒5人くらいで1時間、CEOの思いを聞いたり、私達が聞きたいことを聞いたり、という感じです。

−秋のNapa Sonoma Tour:懇親会みたいな感じでしょうか。MBA/MPHの1年生から3年生までで、NapaやSonomaにバスを借りていき、ワインを飲んだり、昼ごはん食べたり、そんな感じです。

−卒業イベント:MBA/MPH生は12月卒業という、普通と違う形なので、卒業イベントをやります。卒業する10−15人の生徒とその家族、1年生、2年生が通常参加して12月に行われます(私達のときは最後の学期に交換留学にいく生徒がどういうわけか多く5月でした)。レストランで行われて、プログラムを統括しているKristi Raube教授が一人一人のエピソードを若干面白く話したり、とかいう感じのイベントです。

−メンターシップ:MBA/MPHの1年生にMBA/MPHの2年生と3年生のメンターがついて、授業や、キャリアについて困ったことなどを相談するといった感じです。私のメンターもごたぶんにもれずいい人で、何度も話をしたり、食事をしながら、困ったことなどを相談させてもらったりしました。「インターナショナルでティーチングアシスタントはできるのか」、とか「病院のインターンの仕事は見つかるのか」とか、今思えば何とかなることでも、当時は不安だったし、そういうことを支えてくれる人がいたのは幸せなことだったと思います。

−授業:MBA/MPHの人はとることが求められているコースが、MBAの人よりも多く(当たり前ですが)、一緒に学ぶ機会が多くなります。


3)MBA/MPHでよかったこと

人との出会い。これにつきると思います。先生、企業の人たちももちろんそうですが、何よりクラスメート。やはり、限られた仲間なので、一体感もわくし、とてもいいです。UC BerkeleyのMBAとかMPHとかそんな学位はともあれ、ヘルスケアをよくしたいという、志のたかい人たちと一緒に学び、いろいろ話し合い、聞きあいという経験はきっとこれからの財産だと思います。当然色々な人がグループの中にはいますが、この10人、そして15人の中には、一生仲良くしたい、そしてこれからも刺激を与えあいたい人が多くいることは間違いのないことだと思います。

posted by は at 08:14| サンフランシスコ ☁| Comment(5) | 学校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月26日

Real Estate Development

街は明日のThanksgiving(こちらは水曜日)一色となってきました。先ほどTurkeyを買いにいったのですが(今年は3年目にして初めて自宅でThanksgivingなのですが)、Turkeyであったり、その他さまざまなものを買う人でいっぱいでした。帰省する人も多く、日本でいうまさに年の瀬といった感じだと思います。金曜日にはBlack Fridayという日本でいう初売りが始まりテレビのコマーシャルも初売りセールが多くなってきました。

さて、今学期とっている授業の中で、特筆すべき授業は、Real Estate Developmentという授業です。

何でReal Estate Developmentなの?と思うかもしれませんが、去年医療機関でインターンしていたときに、病院、診療所のチェーンという業態にとって、不動産が財務的にもサービス的にも、重要な要素の一つであるということを学びました。私は不動産のビジネス経験はないわけですから、その道のプロフェッショナルになることはできなくとも、最低限、不動産はどのように開発されていくのか、そしてどのように評価されるのか、そして彼らはどのような「言語」を使っているのかということを知っておくことは、将来にとって役に立つかもしれないなあと思いました。そしてUC Berkeley Haas MBAは、不動産ビジネスが一つの強みであることもあり、最後の学期には、是非不動産開発の授業を取ってみようと思っていました。

課題がしっかりあって、タフな授業の一つではあるのですが、この授業がとても面白かったところは、大きく3つかなあと思っています。

1つは不動産開発という授業が財務、マーケティング、デザイン、組織論、リーダーシップ、法務など包括的に扱うものであるため、いい意味で色々なことの復習になり、かつそれと同時に、不動産については何もしらないに等しいので、自分のこれまでの知識を活かしながら、知らない世界のことを学んでいくというところ。例えば、あるコンセプトの下に出来上がったコンドミニアムをどのように実際に買ってもらうか(売っていくか)というところは、自分のこれまでのマーケティングの経験から、こうするかなあと授業の前に準備して考えていくと、自分の考えに当てはまるものもあれば、不動産特有の状況から当てはまらないものもある、そういったトレーニングがとても勉強になっていると思います。

2つ目は、グループプロジェクト。グループプロジェクトは、ある土地の不動産の開発プランを作るというものなのですが、これには財務シミュレーション、マーケティングプラン、開発までの折衝といった「ビジネスプランの側面」に加えて、建物のデザイン、レイアウトなどといった「建築物プランとしての側面」があります。今回の4人のメンバーのうち、2人は建築士、1人は不動産物件に関する営業、マーケティングをしている(残りの私のみ不動産未経験)ということもあり、各人が専門のパートをとり(私は財務パートをとり)、どういったプランにするかをグループでかなり練りました。

Public Healthのグループ演習の時にも思ったのですが、複雑で色々な側面から考えないといけないテーマに関して、違うスキルセットの人がそれぞれの特性を活かしながら、各人が責任感をもって、分担を分けてプロジェクトをやると、とてもいいものができることが多いし、とても学びが多いと思っています。今回のプロジェクトは、まさにそんなプロジェクトだったと思います。そういったことに加えて、建物、内装外装のデザインとか、建築士の人がどういった物の見方をするのかといった私が全く知らなかったものに触れることができたことも、とても勉強になりました(そもそも自分がその分野について、余り知らなかったからということもあるかもしれませんが)。

そして3つ目は、現場を見に行くツアーがあること。授業のない金曜日に完成されて、実際に使われているサイトへのツアー1回、そして建築中の物件へのツアー1回と計2回「現場」を見に行き、実際に開発、建設に携わっている人から話を聞くというものです。「現場」はやはりいついっても、座学では分からない、素晴らしいものを感じ取ることができるものです。

自分の一切知らない分野の授業をとって、不動産プロフェッショナルの人たちと不動産開発の勉強をしていくということは、容易なことではなかったですし、「本当に自分は劣等生なんじゃないか」と思うこともたまにありますが、勉強していく過程から多くのことを学びました。そしてそこで学んだことは、不動産ビジネスだけに関わらず、これからのキャリア全般で活きてくるといいなあと思いますし、活かしていかないといけないなあと思います。
posted by は at 18:44| サンフランシスコ ☀| Comment(0) | 授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月16日

Designing Finanical Models That Works

こんにちは。
2−3日まで、Graderとして学生のペーパーをよみ、採点コメントするのにあけくれていました。前述したとおり、私、Graderのアルバイトをしています。ようやくひと段落しました。今学期は楽してリラックスするつもりだったのですが、そうはなかなかいかないですね。昨日は4thストリートにいって一日ゆっくりしました。こういった時間はとても大切だと思います。もうすぐまた友人も日本から来るし、楽しみなものです。

今日は昼バーベキューをします。さすがにこっちもBBQをするには寒くなってきたので、今日がことし最後、すなわちバークレーでの最後のBBQかなあと思います。そう思うと若干残念な感じがします。

さて、前置きはともあれ、今日、紹介するのは、Designing Financial Models That Workという授業です。
この授業は、
いかにモデルとして機能を果たしていて
いかにBugが少なくて
いかに誰が見てもすぐわかる
財務モデルをExcelで作れるようになることを目指すという授業です。

仕事の中で今まで山ほど財務モデルを作ったり見たりしてきましたが、慣れて経験を増してくると、複雑かつ、ややこしいモデルを作ってしまいがちです。とくに自分もそうですが、作りこめばこむほど、自分にしか分からない結果、「サービスとして使えないモデル」になってしまうことに警鐘を鳴らす授業になっていると思います。

Tasker教授はダイナミックな授業を展開していると思います。最初にコンセプト・原理原則を教えて、その上で、情報を与えてモデルを生徒全員に作らせ、他の人が作ったモデル(匿名にして)をみて、どうしたらよくできるかを議論するなど、よく練られています。生徒との1対1のレビューセッション(個々人がつくったモデルをみて、1対1でコメントしたりしてくれる)をもってくれるなど、とても生徒の面倒見もいい方だと思います。

この授業はとても実用的で、個人的にもここで習ったことは、授業直後からだいぶつかっている思います(Academicなものもとても大切ですが、こういう実用的なものも大切だと思うのです)。そして、何よりも、「サービスとして相手に分かりやすいモデル」という姿勢、意識づけがとても大切だと思うのです。
posted by は at 03:04| サンフランシスコ ☀| Comment(0) | 授業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月05日

バークレー、ベイエリアでの「おいしい」(5)

こんにちは。
今日はうちの周り曇っていますが、先日まではとてもいい日差しでした。日曜日は庭で半そででBBQができました。ありがたいなあと思っています。

でも、サマータイムも終わり、だいぶ日が落ちるのが早くなったこととか、今日の天気とかを考えると、すこしじつ冬らしくなってくるのかなあと思います。当然冬といっても、雪などは降らず、15度くらいはあるのですが、でも今紅葉している葉が落葉したり、朝晩の冷えがす強くなったり、雨が降りやすくなったりとベイエリアの「冬」らしくなってくるものです。

今日、ご紹介するのは、Iciのアイスクリームです。


http://www.yelp.com/biz/ici-berkeley
http://www.ici-icecream.com

ここは、2008年に卒業した先輩に教えていただいたアイスクリーム屋なのですが、年中、昼夜を問わず行列しているので、バークレーに通っている人なら大方知っていると思います。Elmwoodという大学の南側にいったところにあります。このあたりは、Collage通りという通りで、商店街があって、比較的活気があると思います。歩いていても、バスに乗っていても、行列がみえるのですぐ分かるところです。

1)これぞアメリカという感じのアイスではなく、とても上品な味でとても美味しいアイスだと思う。日本でも十分美味しいアイスクリームだと思う。(なぜクリスピークリームがあんなに日本で人気があったのか個人的に今一歩わからない私ですが、ここのアイスは本当においしい)

2)色々な種類のアイスがある。見たことがないアイスクリームもあるかもしれません。(Gingerなんとかとかカルダモンなんたらとか)。試食させてくれます。もちろんオーソドックスなものもあり、個人的にはそっちのほうがすきでそっちばっかりですが、クリエイティブなものがとても美味しいという人もいます。

3)コーンが美味しい。カップでもオーダーできるが、コーンが個人的には好きです。手作りだと思います。コーンの下のほうにチョコレートが入っていて、最後まで楽しめる。コーンだけ買って帰ることもできます。

駅とかからは近くないので、住んでいる人でないと行く機会はないかもしれないですが、「アメリカ」だけど「アメリカ」らしくないバークレーっぽい一面が見られるお店だと思います。

懐かしくなるだろうなあ。と思います。
posted by は at 02:36| サンフランシスコ ☁| Comment(2) | 食べてみました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

ヘルスケアマネジメントのMBA

もう11月になってしまいました。早いなあと思っています。あと6週間で授業が終わってしまうというのはにわかには信じられない感じがします。

さて、表題のヘルスケアマネジメントについて、少し考えてみました。いろいろなビジネススクールが「ヘルスケアマネジメント」のMBAということをうたっていると思います。私は当然バークレーしか行っていないので他の学校の状況について、コメントをすることは難しいかなあとおもうのですが、MBAや似たプログラムにアプライされる方でヘルスケアマネジメントについての質問をいくつか受ける機会があったので、ポストしようと思います。

まず、ヘルスケアマネジメントとかMBA in Healthcare managementとかはとても広い概念だと思います。個人的な見解としては、製薬企業(バイオテクノロジーも含まれる)、医療機器、保険者、病院では、それぞれ、違った顧客を対象にしているし、物を売るかサービスを提供するかという意味でも異なってきます、また製薬企業、医療機器等は営利企業ですが、保険者、病院等は非営利として活動しているところも多くあります。それをひとくくりにヘルスケアビジネスというようにくくってしまうのは少し広いのではと思うことがあります。

学校によっては一部のエリア(例えば、製薬・医療機器とか)に強い特徴をもった学校もあるんじゃないかなあと思っています。

バークレーは、上記のバイオ、医療機器、保険者、病院などにマッチするように(それと国際医療もですね)プログラムディレクターがかなり授業の中身やキャリア用のネットワーキング、そしてゲストスピーカーなどがんばっているように思います。

さらにまたこのベイエリアには上記の大手すべてが揃っていることもあり、現に私が通っているMBA/MPH(Master of Public Health)を出た後のキャリアは、医薬品、バイオ、医療機器、保険、病院、それらに特化したコンサルティング、International healthなど例年幅広くなっているんだと思います。

UC BerkeleyのMBAの学生は非営利(Not-for-the-profit)に対する意識が圧倒的に高く(人はバークレーをテクノロジーの学校だとか言ったりしますが、私の個人的な印象ではそんなことよりぜんぜん「社会貢献系」の意識が強い人の多いビジネススクールだと思います。)現に卒業後、教育、環境、医療、CSR(Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任)などそういった領域で働く人が(データは手元にないですが)とてもとても多いです。そういった文化的な背景が、一般的に給与が高くMBAを採用する機会が多い製薬、バイオ、医療機器などではなく、病院、International Healthなどの領域で働く人を生んでいるということもあるかもしれません。

バークレーに限らずかも知れませんが、MBAだけを出て、医師でない方で、病院とかで働く事例というのは余り聞かないかもという気がします。その理由としては、こちらの病院とかが、MBAだけよりはHealthcareのEducationを受けた人(Health Management専攻のMPHとかMaster of Healthcare Administration (MHA)とか)を優先して採用するからかと思ったりもします。

学校をウエブサイトなどの限られた情報だけで選ぶということは難しいことだと思います。自分の本質的にしたいことと、学校が提供するものがしっかりあうかどうかということの見極めはとても重要かもしれません(というか私も難しかったと思う)。

卒業生の進路や、授業の中身などについてアドミッションなどに積極的に質問をすることなどで自分がやりたいことにあった学校がどこなのかをしっかり検討することは大切かなあと思います。
posted by は at 04:49| サンフランシスコ ☀| Comment(0) | 学校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月29日

バークレー、ベイエリアでの「おいしい」(4)

今日、ご紹介するのは、The Cheeseboard Pizza Collective (チーズボードピザ) のピザです。

http://www.yelp.com/biz/the-cheeseboard-pizza-collective-berkeley

ここは一度でもバークレーに住んだことがある人なら皆知っているかもしれません。私達がバークレーに来る前から、バークレーに住んでいた人に「ここのピザは美味しい!」と聞いていたので、興味をずっと持っていました(もう2年以上の前の話ですが)。そして、おととしこちらについて、実際にいってみると、(といっても家から遠くないのですが)、ベイエリアでほとんどみない「行列」「行列」・・・(1週間前にバークレーに来た友達も、あの行列はなんだ???と言ってました。)

しかも、メニューは「今日のピザ」のみ。1日1品(!)(なので毎日メニューが違う)です。いざ買っても、中と店の前の食べるスペースはほとんどなく、みんなめいめい好きなところで食べているという感じです。

店のまえは両側各2車線の通り(といっても商店街のなかではありますが)になっているのですが、両車線の間にある緑地帯に座って、ピザを食べている人はもはや風物詩の域だと思います。

ここのピザ屋は隣のCheese Boardというチーズ屋さんと同一組織なのですが、独特な形態で、チーズ屋職人、ピザ屋職人のような人が、美味しいチーズ、ピザをリーズナブルな価格で提供することを目的に共同経営しているという形をとっているようです(Cheezeboard pizza collectiveのCollectiveという名前の通り)。Websiteにも、"There is no boss, manager, and employees - it is worker owned"と書いているような職人かたぎの店です。想像に難くないように隣のチーズも美味しいです。私は何度もここのピザを食べましたが、いつ来ても美味しいです。

この店の特徴は、とても美味しくて(Yelpでの評価も激高い)安い(1ピース$2.50だったと思う。2ピース食べたらほとんどの人がお腹いっぱいになると思う。ホールで買っても$20だし)ということはもとより、「なんとなくバークレーを感じられる」感じがするというところにあるかなあと思ったりします。North Berkeleyの商店街?の一角にあること、店の中の、お金をとるでもない生演奏、緑地帯でピザを食べる人々、行列に並ぶ人々と聞こえてくる世界中の人の言葉、ピザは1種類しか出さない(Goat cheeseが嫌いでも、Goat Cheeseのピザの日は、Goat Cheeseのみ、まあそれでも美味しいのですが)という微妙に頑固な「こだわり」、商売をしているとは思えない驚異的に長い夏休み(1ヶ月以上、北欧級ですね)。

バークレーに来ることがあったら、Downtown Berkeleyからも歩けない距離ではないので、ぜひチーズボードピザにいって、あの行列に並んで美味しいピザを食べてみてください。バークレーの一面を見ることができると思います。


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2009年10月25日

バークレー、ベイエリアでの「おいしい」(3)

バークレー、ベイエリアの「おいしい」、Townhouse Grill、Buiとマニアックな店を2点紹介させていただきましたが、今日は、Sushi Ranを紹介したいとおもいます。

http://www.yelp.com/biz/sushi-ran-sausalito

Sushi Ranはバークレーの対岸にあたるSausalito(サウサリート)という街にあります。(以前のサウサリートについてのポストはこちら)サウサリートは海があって、丘があって、ゴールデンゲートブリッジ、サンフランシスコが一望できるとてもきれいな街だと思います。そんな街の中にある一軒のおすし屋さんです。半年に1−2回くらい、ちょっと奮発して、いったりしています。

ここは、魚の種類も豊富で、新鮮だと思います。お寿司やお刺身も美味しいと思います。前菜のオイスターとかも好きです。日本に帰れば、ここで食べるお寿司よりも美味しいのがあると個人的には思います。でもここがアメリカであることを考えると十二分に満足できるものだと思います。食事の前やあとにきれいなサウサリートをお散歩できるのも大きなプラスです。

ここは、RestaurantコーナーとSushi-barコーナーにわかれていて、建物の内装も違えば、注文できるものも若干異なります。魚を食べたいのであれば、Sushi-barコーナー、カクテルなどの幅広いお酒を飲みたいのであれば、Restaurantコーナーといった感じすかね。



どこでもそうですが、寿司は安いものではないので、何度も何度もいくということはないですが、いくつかいったベイエリアのすし屋の中では、その雰囲気もあいまってお気に入りだと思います。

この店は、以前ミシュランで星をとっていたそうですが、今はミシュランの星はなくなったそうです。まあ、そんなことはどうでもいいです。人がなんといおうと、私にとって美味しいと思うものは、私にとって美味しいですし、私にとってそうでないものは私にとってそうでないですから。
posted by は at 00:58| サンフランシスコ ☀| Comment(0) | 食べてみました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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